Handcrafted olive and laurel oil soap on wooden table, Juri Soap artisanal skincare

職人石鹸はなぜ成分が少ない?——無添加という選択|Juriナチュラルオーガニックソープ

職人石鹸はなぜ成分が少ない?——無添加という選択|Juriナチュラルオーガニックソープ

職人石鹸はなぜ成分が少ない?——無添加という選択|Juriナチュラルオーガニックソープ

公開日:2025年10月14日

目次

はじめに——「少ない=物足りない」ではない

職人がつくる無添加の石鹸は、全成分が驚くほどシンプルです。けれど、それは「機能が少ない」という意味ではありません。むしろ、敏感肌・乾燥肌用の観点では、余計な添加を避けて“必要十分”に設計されていることが安心感につながります。

成分が少ない職人石鹸の理由

  • 目的が明確:洗う・すすぐ・残さない。肌に必要な油脂とアルカリ、水が中心。
  • 製法の違い:コールドプロセスにより、熱に弱い成分を守りつつけん化。自然にグリセリンが残る設計。
  • 添加を最小限に:色剤・合成香料・シリコーンなどを避け、処方をシンプルに保つ。

短い全成分表示のメリット

  • 成分把握が容易:何に反応しやすいかを確認・回避しやすい。
  • 洗い上がりが素直:皮脂膜をいたわり、つっぱり感を抑える方向。
  • 季節適応がしやすい:足し算のケア(化粧水・保湿など)で調整しやすい。

比較:職人の無添加石鹸 vs 多機能合成ソープ

観点 職人の無添加石鹸 多機能合成ソープ
成分数 少数(必要十分) 多い(機能を重ねやすい)
洗浄ベース 植物油けん化(例:オリーブ、ローレル) 合成界面活性剤(例:SLSなど)
うるおい 自然に残るグリセリンがサポート ポリマーやシリコーンで付与する場合あり
香り・色 最小限/無添加が中心 香料・着色料を使用することが多い
敏感肌との相性 シンプルで把握しやすい 要素が多く相性判断が難しい場合も

Juriナチュラルオーガニックソープの設計思想

Juriナチュラルオーガニックソープは、余計なものを足さず、油脂の質と製法の丁寧さに軸足を置きます。オリーブオイルとローレルオイルを中心にしたコールドプロセスで、洗浄後のつっぱり感を抑えつつ、すっきりすすげる設計。無添加石鹸として、敏感肌乾燥肌用の毎日に取り入れやすいバランスをめざしています。

上手な使い方と相性の良いケア

  • 泡を先につくる:手のひらでよく泡立て、泡で包むようにやさしく洗う。
  • 接触時間は短めに:30〜45秒を目安に。必要部位のみ延長。
  • すすぎはしっかり:ぬるま湯で十分に。タオルは押さえるだけ。
  • 足し算の保湿:化粧水→乳液/オイルなど、季節や肌状態で調整。

よくある質問

成分が少ないと保湿力も弱い?

“少ない=弱い”ではありません。製法により自然に残るグリセリンや、植物油の性質によって、洗い上がりのうるおい感をサポートします。

香りが弱いのはなぜ?

合成香料を多用せず、最小限にとどめるためです。毎日使うことと敏感肌への配慮を優先しています。

ボディにもフェイスにも使える?

一般にフェイス・ボディ兼用として使えます。刺激や乾燥を感じる場合は、使用頻度や接触時間で調整してください。

参考資料

  1. Ananthapadmanabhan, K. P., et al. (2013). “Cleansing without compromise: the impact of cleansers on the skin barrier and the technology of mild cleansing.” Dermatologic Therapy, 26(3), 235–244.
  2. Proksch, E., et al. (2008). “The skin: an indispensable barrier.” Experimental Dermatology, 17(12), 1063–1072.
  3. Fiume, M. Z., et al. (2018). “Safety Assessment of Triglycerides as Used in Cosmetics.” International Journal of Toxicology, 37(3_suppl), 105S–137S.

免責事項:本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、医薬品医療機器等法上の効能効果をうたうものではありません。肌に合わない場合は使用を中止し、必要に応じて医師・皮膚科専門医にご相談ください。

ブログに戻る

コメントを残す

コメントは公開前に承認される必要があることにご注意ください。