Organic olive oil and laurel berries used in traditional Juri Soap natural skincare formulation

オリーブとローレル——古代のヒーラーが教える自然派スキンケア|Juriナチュラルオーガニックソープ

オリーブとローレル——古代のヒーラーが教える自然派スキンケア|Juriナチュラルオーガニックソープ

オリーブとローレル——古代のヒーラーが教える自然派スキンケア|Juriナチュラルオーガニックソープ

公開日:2025年10月18日

目次

はじめに——“古代のヒーラー”に学ぶ肌ケア

地中海の人々は、何世代にもわたってオリーブローレル(月桂樹)を暮らしに取り入れてきました。食卓から医療、宗教儀礼まで、二つの植物は「癒やし」と「清らかさ」の象徴でした。Juriナチュラルオーガニックソープは、この知恵を受け継ぎながら現代のライフスタイルに合う無添加石鹸のかたちに磨き上げています。

オリーブとローレルの文化史

古代ギリシャでは、オリーブは生命力の象徴として崇められ、ローマでは勝利の冠としてローレルが用いられました。オリーブの搾油技術は早くから発達し、灯火や医療、肌の保護に活用。ローレルは清浄の象徴として、浴場文化にも欠かせない存在でした。こうした文化的背景は、石鹸づくりにも色濃く影響しています。

肌バリアと植物油のサイエンス

肌の最外層「角層」は、セラミド・コレステロール・遊離脂肪酸のバランスによって水分保持と外敵からの防御を担っています。オリーブオイルに豊富なオレイン酸は角層間脂質になじみやすく、洗浄後のつっぱり感を和らげる方向に働きます。また、オリーブ由来のスクワレンや微量のポリフェノール類は、乾燥環境での心地よさに寄与します。

一方、ローレルオイルが含むモノテルペン(例:1,8-シネオール等)は、湿度が高い季節の“清潔感ある洗い上がり”を後押しします。Juriナチュラルオーガニックソープが採用するコールドプロセス製法は、これら熱に繊細な成分をできるだけ損なわず、自然に残るグリセリンがうるおいの土台を支えます。

オリーブ×ローレルの理想バランス

オリーブの「しっとり感」とローレルの「すっきり感」を掛け合わせると、年間を通して使いやすいバランスが生まれます。乾燥期はオリーブ由来のしなやかさが、湿潤期はローレル由来の軽やかさが活き、敏感肌乾燥肌用の視点でも取り入れやすい使い心地になります。

比較:無添加石鹸と合成洗浄料

観点 無添加石鹸(オリーブ×ローレル) 合成洗浄料
洗浄ベース 植物油のけん化(天然由来の洗浄力) 合成界面活性剤(SLS等)
うるおい 自然に残るグリセリン+不けん化物 ポリマーやシリコーンで付与する場合
香り・色 最小限、原料由来の穏やかな香り 合成香料・着色料を使用することが多い
敏感肌との相性 成分把握が容易で調整しやすい 多機能化で相性判断が難しいことも
季節適応 泡立て・接触時間・保湿量で微調整可 被膜感やぬるつきが季節に合わない場合

使い方——現代の暮らしに合う洗い方

  • 泡をつくる:手のひらでクリーミーな泡を作り、肌にのせて包み洗い。
  • 短時間で:30〜45秒を目安。Tゾーンは必要に応じ60秒。
  • しっかりすすぐ:ぬるま湯で残留ゼロを意識。髪際・小鼻も丁寧に。
  • 拭き取りは押さえるだけ:摩擦を避け、少し水気が残るうちに保湿へ。
  • 季節で調整:乾燥期は油分+1、湿潤期は水分中心の軽い仕上げに。

よくある質問

オリーブオイルは重たく感じませんか?

泡立てて短時間で洗い、十分にすすげば重さは残りにくい設計です。ベタつきが気になる季節は、Tゾーンだけ接触時間を延長してください。

ローレルの香りは強いですか?

無添加設計のため香料は最小限で、原料由来の穏やかな香りです。強い香りが苦手な方にも日常的に使いやすいバランスです。

顔と体の兼用はできますか?

はい、兼用できます。乾燥しやすい部位は接触時間を短くし、入浴後は早めの保湿を心がけてください。

参考資料

  1. Proksch, E., et al. (2008). “The skin: an indispensable barrier.” Experimental Dermatology, 17(12), 1063–1072.
  2. Ananthapadmanabhan, K. P., et al. (2013). “Cleansing without compromise: the impact of cleansers on the skin barrier and the technology of mild cleansing.” Dermatologic Therapy, 26(3), 235–244.
  3. Fiume, M. Z., et al. (2018). “Safety Assessment of Triglycerides as Used in Cosmetics.” International Journal of Toxicology, 37(3_suppl), 105S–137S.

免責事項:本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、医薬品医療機器等法に基づく効能効果をうたうものではありません。肌に合わない場合は使用を中止し、必要に応じて皮膚科専門医にご相談ください。

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