
畑からバスルームへ—自然の恵みをそのままに|Juriナチュラルオーガニックソープ
畑からバスルームへ——自然の恵みをそのままに|Juriナチュラルオーガニックソープ
目次
はじめに——“Farm to Bathroom”という考え方
食の世界で「Farm to Table(農場から食卓へ)」が注目されるように、スキンケアにも“畑からバスルームへ”という考え方が広がっています。Juriナチュラルオーガニックソープは、地中海沿岸で育つオリーブオイルとローレル(月桂樹)オイルを主原料とし、自然の恵みをできるだけ加工せずに石鹸へと仕上げることを大切にしています。原料を知り、生産者を知ることは、肌だけでなく地球にもやさしい選択につながります。
原料の透明性とトレーサビリティ
私たちが扱うオリーブとローレルは、地中海沿岸の家族経営農園で育てられています。化学肥料を抑え、気候と土壌のリズムを尊重する農法で得られた果実は、収穫後すぐに低温圧搾され、一番搾りオイルとして石鹸の主原料になります。このような丁寧な工程により、酸化しにくく、豊かな保湿力と天然の抗酸化成分を含んだ高品質のオイルが得られます。
職人の手仕事が支える品質
Juriナチュラルオーガニックソープは大量生産ではなく、職人の手作業によるコールドプロセス製法を採用しています。加熱せずにじっくりけん化させることで、オリーブやローレルに含まれるビタミンEやポリフェノールなどの熱に弱い成分を損なわずに残すことができます。この製法は時間も手間もかかりますが、肌にやさしく、使い続けるほどにその良さを実感できる仕上がりになります。
自然のままの油脂がもたらすやさしさ
オリーブオイルにはオレイン酸やスクワレンが豊富に含まれ、皮脂膜を補いながら洗い上げます。ローレルオイルには天然の抗菌成分が含まれ、汗や皮脂の酸化を防ぎ、肌を健やかに保ちます。これらの成分をバランスよく配合したJuriナチュラルオーガニックソープは、洗浄と保湿を両立し、敏感肌・乾燥肌・アトピー傾向の方にも安心して使える処方です。
環境への配慮とサステナビリティ
自然由来の原料を使うだけでなく、環境への配慮も欠かせません。石鹸の製造工程では水の使用を最小限に抑え、包装もリサイクル可能な紙素材を採用しています。合成界面活性剤やシリコーンを含まないため、使用後の排水も自然に還ります。地球にも肌にも無理のないスキンケア——それがJuriナチュラルオーガニックソープの哲学です。
毎日の使い方と肌への変化
ぬるま湯で石鹸を湿らせ、よく泡立ててから肌にのせ、やさしく洗います。30〜45秒を目安に洗浄し、しっかりとすすぐことがポイントです。初めの1〜2週間は、合成洗浄料から切り替えることで少し“つっぱり感”を感じることもありますが、それは肌の皮脂バランスが自然に戻る過程です。続けるうちに、キメが整い、うるおいが保たれやすい状態へと変化していきます。
よくある質問
天然素材だけでしっかり汚れは落ちますか?
はい。植物油のけん化で生じる天然の界面活性効果により、皮脂や汗の汚れをしっかり落としつつ、必要なうるおいは残します。
泡立ちは少なめですか?
合成発泡剤を含まないため、泡はきめ細かく控えめです。クリーミーな泡が肌を包み、摩擦を防ぎます。
保存期間はどれくらいですか?
直射日光と高温多湿を避ければ、製造日から約2年が目安です。使用後はよく水気を切り、風通しのよい場所で保管してください。
参考資料
- Proksch, E., et al. (2008). “The skin: an indispensable barrier.” Experimental Dermatology, 17(12), 1063–1072.
- Fiume, M. Z., et al. (2018). “Safety Assessment of Triglycerides as Used in Cosmetics.” International Journal of Toxicology, 37(3_suppl), 105S–137S.
- Ananthapadmanabhan, K. P., et al. (2013). “Cleansing without compromise.” Dermatologic Therapy, 26(3), 235–244.
免責事項:本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、医薬品医療機器等法上の効能効果をうたうものではありません。肌に異常を感じた場合は使用を中止し、専門医にご相談ください。